矢田寺のあじさい2024はいつ頃が見頃?アクセス方法や駐車情報、混み具合も!

寺社

奈良県大和郡山市にある矢田寺(やたでら)は、約60種、10,000株のあじさいが咲いています。昭和40年頃から植えられたあじさいは、西日本で第2位に選ばれるほど素晴らしいです。

元々、あじさいは日本に自生する花で、ガクアジサイを母としています。江戸後期にシーボルトが、ヨーロッパにあじさいを紹介して、西洋あじさいが改良されました。

ヨーロッパであじさいは「東洋のバラ」とも言われています。

矢田寺あじさいの見頃はいつ頃か?

あじさいは桜の花のように開花が一瞬ではないため、いろいろな種類がずっと楽しめます。ツルアジサイは、5月中旬頃から咲き始め、中国あじさいは、9月頃まで咲いています。

  • 6月上旬~7月上旬まで 

矢田寺のあじさいは関西都市部より一週間から10日ほど、花の咲く時期が遅いようですね。

矢田寺のあじさい園の開園時期と料金は?

令和6年のあじさい園の開園時期です。

  • 開園時期    5月25日(土)~6月30日(日)
  • 入山料     大人 700円 小学生 300円
  • 場所      奈良県大和郡山市矢田町3549
  • 問い合わせ先  0743-53-1445 
  • 拝観時間     8:30~17:00       

矢田寺へのアクセス方法

車で行く方法と電車で行く方法をご紹介します。

車で行く場合

高速道路の下り口は、下記の2か所あります。

西名阪自動車道 からは、  「法隆寺インター」「大和まほろばスマートインター」

第二阪奈道路 からは、    「中町ランプ」  となっております。

※西名阪自動車道の「大和まほろばスマートインター」について

  • 名古屋側出入口   全ての車両が利用できます。         
  • 大阪側出入口    一旦停止型・ETC専用インターのみ

電車で行く場合

近鉄橿原線とJR関西本線(大和路線)が最寄り駅で奈良交通のバスに乗り継ぎます。

  • 近鉄郡山駅   奈良交通バス「矢田寺」行き
  • JR大和小泉駅  奈良交通バス「近鉄郡山駅」行きバスに乗って、「横山口」で降ります。

どちらかというと、近鉄郡山駅の方がスムーズに行けるでしょうか?

近鉄郡山駅からバスで約20分で、「矢田寺前」バス停留所で降りると、矢田寺まで約徒歩4分で到着します。

矢田寺の駐車場に停められるのか?料金も

矢田寺には無料と有料の駐車場があります。

  •  無料の駐車場 → 矢田寺の境内の南入り口
  •  有料の駐車場 → 北川駐車場が約100台(500円)  

民間駐車場で500台駐車できるところは、(普通車100円~500円、大型バス500円)

矢田寺に行く途中にも何か所か民間駐車場があります。(100円~500円)

矢田寺あじさい園での服装や持ち物!食事はできる?

入山発券所まで10分ほど歩き、料金を払うと境内、本堂と向かいますが、急な坂で200段少しあります。足腰に自信がない方は、歩きやすくて、しかも雨でも滑らない靴をおすすめします。

境内に入ると、参道右手にあじさい見本園、左手にあじさい園があります。その広さが2万5千平方メートルにも及ぶそうですから、歩くのも大変ですね。服装は、軽装で、水分補給タオルなどを持っていく方がいいでしょう。

食事については、境内地内で食事はできない、禁止ということですが、矢田寺北僧坊 でのみ食事ができます。

「あじさい御前」2,000~3000円、「カレー」700円 (いずれも要予約0743-53-1531まで)

矢田寺の混み具合は?

矢田寺は四季折々楽しめるお寺ですが、6月から7月にかけてのあじさい祭りの期間は大変混みあいます。この時期は紫陽花の花もさることながら、本堂特別拝観も同じ時期にあります。こちらは500円(入山料と別)ですが、重要文化財の地蔵菩薩様を見ることができます。

混雑を避けるには下記の方法が考えられます。

  • 早朝か夕方に行く
  • 天気が雨の日に行く
  • 平日に行く

まとめ

矢田寺のあじさいは、見本園、あじさい庭園と回遊して、散策するにはもってこいの場所です。

この他にも、本堂裏山には、矢田寺八十八ケ所霊場がありますので、四国霊場の各お寺の本尊様と弘法大師様の石仏をご覧になってはいかがでしょうか?この順拝コースは⒊5キロの里山になり、奈良盆地を一気に見渡せます。

矢田寺の歴史は、壬申の乱の戦勝祈願のために、大海の皇子(後の天武天皇)が矢田山に登られたのが始まりです。

最後に、お地蔵さまにちなんで植えられたあじさいは、花びらが移り変わる様が仏教の「諸行無常」を現わしているそうです。大変深い意味があるんですね。

多くの人が、美しいあじさいを見ることによって、仏様の教えを知らず知らずのうちに、感じていることでしょう。

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