新潟県長岡市で開催される長岡大花火大会。こちらの花火大会は、「日本三大花火大会」のひとつにも上げられるほど、美しく迫力のある花火大会なのです。
2024年は、8月2日、3日に行われます。チケットが必要なのか、無料の穴場スポットや打ち上げ時間を調べています。
長岡大花火大会は無料で見られる?
長岡花火大会は無料の席はありません。有料観覧席のみとなります。
2024年の有料観覧席のチケットの一般販売では、2023年度と比べて、40%もしくは、倍近くの値上げになっていました!
音と大迫力の花火を生で体感したい!と思われる方は、有料観覧席をお勧めしますが、長岡花火大会の大きなスケールの花火になると、少し距離が離れていても見えそうです。
長岡大花火大会の日時・場所
2日間の開催で、100万人が訪れるんだって!混雑しそうだね。
無料の穴場スポット5選!
「長岡大花火大会」の会場の臨場感は味わうことはできませんが、ゆったり見られる無料の穴場スポットを探しました。
水道公園
長岡駅から車で5分。徒歩で約15分です。
関越・北陸自動車道長岡インターより車で約15分の場所なので、車を停めたままで花火を見ることができます。
公園内には、ブランコなどの遊具、ベンチなど、トイレも2つあり、子供連れにも安心です。
駐車場は30台停められます。早めに行くことをおすすめします!
〒940-0093 長岡市水道町3丁目11-1
フェニックス大橋
間近で見るならフェニックス大橋(橋長1272 m)で、座って見ることもできます。
会場の近くの長生橋と大手大橋では、交通規制のため見ることが出来ないので、こちらの橋は穴場ですね。
〒940-0000 長岡市大宮町
最寄り駅:JR宮内駅から徒歩約28分
長岡市立劇場付近の堤防
会場から約3キロの堤防ですが、3尺玉がすごくきれいに見える穴場スポットです。
こちらの堤防は、花火が良く見えると評判の場所なので、混雑するでしょう。早めに場所取りをしてください。
堤防付近に駐車場はないので、公共交通機関を利用される方がいいかもわかりません。
〒940-0084 長岡市幸町2丁目1−2
JR「長岡駅」大手口10番線から乗車「市役所」バス停下車
市立総合支援学校付近
会場からは遠くなりますが、フェニックス花火がすごくきれいに見えます!
〒940-2138新潟県長岡市日越1402
長岡駅からバスで約20分
蔵王橋付近
会場からは遠いですが、混雑を避けられるのでおすすめです。
最寄り駅:JR北長岡駅(徒歩でいける距離です)
昼過ぎから混みあうので、早めに行きましょう。
長岡大花火大会の見どころ
長岡花火大会は、初めのナイアガラ超大型スターマインから圧倒されますが、なかでも、「復興祈願花火 フェニックス」と、「正三尺玉」が特徴です。
復興祈願花火 フェニックス
2004年10月の新潟県中越大震災で、中越地方に甚大なる被害があり、多くの方々が被災されました。新潟県を元気づけ、一日でも早く復興できるようにとの願いから、「フェニックス花火」が打ち上げられたのです。
「フェニックス」とは、長岡市の市章のシンボル「不死鳥」を意味しており、昭和20年の空襲、新潟県中越大震災に負けない!という思いからきているそうですね。
花火は、超大型ワイドスターマインで音楽付きです。音もさることながら、ダイナミックな花火に圧倒される美しさです。
正三尺玉(しょうさんじゃくだま)
「正三尺玉」は、長岡花火大会の象徴ともいえる花火ですが、読み方が、「せいさんじゃくだま」ではなく、「しょうさんじゃくだま」だそうです。通称「三尺玉」。
「正三尺玉」は、長岡花火大会の中で一番迫力のある大きな花火です。実際の大きさは、直径90cm・開花幅約650mの超大玉です。どのくらい大きいかというと、10号の花火の3倍になります。
10号の花火も相当大きいので、見ごたえは十分ですね!
2023年のプログラムを見ると一日目に2発(うち、1発が4段打ち)二日目に2発(うち、1発が3連発)になっています。
ベスビアス超大型スターマイン
長岡花火大会では超特大スターマインのことを「ベスビアス超大型スターマイン」と呼んでいます。ベスビアスとは、イタリアの「ヴェスヴィオ火山」の大噴火のことで、次々と打ちあがる花火を世界屈指の火山に例えた、ということです。
2分間に400発から500発も連射打ち上げされるんだって!
まとめ
長岡大花火大会は、残念ながらチケットが必要で、無料の観覧席はありませんでした。
ですが、近くから見られる穴場スポットを5つ厳選してご紹介しています。特におすすめするのは、水道公園・フェニックス大橋・長岡市立劇場付近の堤防の3つです。こちらは、比較的近場で迫力ある花火を体感できると思います。
イオン長岡や、アピタ長岡は、いずれも有料になります。有料観覧席にはずれた場合に考えると良いのではないでしょうか?
また、東山ファミリーランド・吉岡ロングライフセンター・悠久山公園(ゆうきゅうざんこうえん)は、高台になるので花火が遠くに見えますが、駐車場はあります。
多くの人を魅了する長岡大花火大会。元々、長岡空襲で亡くなった方の慰霊と長岡の復興を願って開催された「長岡復興祭り」が起源です。10号玉が惜しみなく上がる花火大会も珍しいので、ぜひ足を運んでくださいね。
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