弓なりになった渚に、美しい白砂とエメラルドグリーンの海が広がった白良浜。関西の中でも最も人気のある海水浴場です。暖かい気候とヤシの木が、まるで、南国にいるような気分にさせてくれます。ビーチで一日をゆっくり過ごし、海を眺めるだけでも、心身共に癒してくれそうです!
白良浜の砂は 、珪石砂岩(けいせきさがん)といって、白くてサラサラした砂ですが、昔はガラスの原料になっていたそうです。この貴重な砂が、名前の由来になっています。
白良浜の海開き(5月3日~8月末まで)
白良浜は、ゴールデンウィーク期間の5月3日に”本州一早い”海開きをしました。
実は、「海開き」というのは、沖縄では、3月下旬から4月という早い時期ですが、本州では、7月前後になります。なので、白浜では、2カ月ほど早いということなんですね。
海開きでは、浜の一斉清掃のあと、砂浜で安全を祈願する神事が行われ、初泳ぎやフラなどの催しがありました。
悲しいことに、白良浜の白い砂が年々少なくなっています。原因は波の浸食などもあるようですが、浜辺で捨てられたゴミを拾うときに、砂も一緒に捨てられてしまうことも一因のようです。海水浴をする際には、ゴミはきちんと持って帰りましょう。
”白と青のコントラストが美しい”といわれている白良浜の海を、このまま後世に残したいですね。地元の方が一斉清掃をして下さっている姿には、頭が下がります。
当日の白良浜は、22度の気温で暖かだったので、たくさんの観光客や子どもたちが、水に飛び込びこんだり、波打ち際で足をつけて楽しんでいました。
白良浜海水浴場の設備や、無料で使える施設などをご紹介します。
シャワーやロッカーや更衣室は?
海は、砂と塩がつくので、シャワーが6か所あるのは、ありがたいですね。
ただ、温水ではなくて、水です。
シャワー | 〇(6か所あり) | 無料 |
コインロッカー | △(あるけど、少なめ) | 500円 |
更衣室 | △(あるけど、狭い) | 無料 |
近隣の有料駐車場でもシャワーや、更衣室があるよ!
温水のシャワーもあるみたい。
ホテルに宿泊して、ホテル内で着替えやシャワーを済ませてもいいね。
トイレはある?
海水浴場にトイレはありますが、数が少ないです。
近くのコンビニ(ファミリーマート)が朝の8時でも混んでいるので、あまり期待はできないですね。
露天風呂「しらすな」
海に入った後は、冷えた身体を温めるために、温泉「しらすな」に入ることができます。広いプールのようです。混浴です。水着を着て入浴してくださいね。
営業時間 | 10:00~15:00(最終入場は30分前) | 令和6年5月1日から令和6年6月30日 9月1日から9月30日まで(土曜、日曜、祝祭日のみ営業) |
12:00~17:30(最終入場は30分前) | 令和6年7月1日から令和6年8月31日まで(無休) | |
入浴料金 | 無料 | ※令和6年度 |
シャンプー | なし | |
源泉名 | 砿湯(まぶゆ) | 「牟婁(ムロ)の湯」などと同じ源泉。アルカリ性のお湯は、白浜を代表する泉質です。 |
効能 | 切り傷、冷え症、アトピー性皮膚炎 など |
無料で入れるなんて、良心的!源泉かけ流しっていうところも魅力的ね。
海の家はある?
白良浜海水浴場には、海の家はありません。
中央コンテナもしくは、プレハブ小屋で、午前9時から午後5時まで売店が開いています。
メニューは、かき氷のみです。(以前は、焼きそば・唐揚げなどがありましたが、現在は販売されていません)
かき氷 400円
かき氷練乳がけ 450円
夏場は食べ物が傷みやすいので、お弁当を持参するのは避けたいですね。
近隣には、ファミリーマートがあるので、そちらを利用される方がといいと思います。
販売品
①パラソル 2,000円
②テント 4,000円
③レジャーシート(大) 500円
④レジャーシート(小) 200円
レンタル品
①浮き輪 500円
②ビーチマット 500円
③ビーチチェアー 1,000円
レンタルの場合、保証金がかかりますので、ご注意を!
浮き輸、 ビーチマット 500円
ビーチチェアー 1,000円
空気入れ 300円
浜辺には、無料のヤシの木のパラソルがあります。早い者勝ちなので、ぜひ使ってみて下さい!
まとめ
白良浜海水浴場の海開きは、5月3日にスタートして、8月末まであることが分かりました。
トイレやコインロッカー・シャワーもありました。パラソルは販売になりますね。ビーチテントを持っていくのもよいかもしれません。早めにいけば、無料のヤシの木パラソルも使えます!
では、白浜の暖かい気候と濁りのないきれいな海を、心ゆくまで堪能してください。
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